先日宮崎建築さんから「おだゆさんの家を同業者さんに見てもらいたいのですが良いですか?」との連絡を受けました。もちろんお受けいたしました。プロ目線で我が家を見て頂ける機会なんて普通有りませんからね。
会澤健二さん
新住協元事務局長で現在は相談役を務められている高断熱高気密界の大御所。新住協を鎌田紀彦さんと初期から支えてきた重鎮の1人。また、高断熱高気密住宅を建てた方に自ら取材に行き生の声をまとめた著書を出されています。家を建てようと思った時にまずは”この「家」にしてよかった。”を手にとってみてから考えると良いと思います。
会澤さんは業界では凄い人(有名人)なのに私にも同じ目線で積極的に話しかけてくださり感動しました。人間性の良さが滲み出ている方でした。
株式会社 西川建築工房 西川さん
創業100年を超える石川県金沢市の老舗工務店。パッシブデザインな家づくり、C値0.15達成、北海道次世代省エネ基準大幅クリアなど正真正銘の高気密高断熱住宅を作られています。西川さんは我が家の床下に頭を突っ込んで熱心に質問されてました。良い家を作ろうという意気込みが感じられる笑顔が素敵な方でした。
株式会社あいづ暖家 齋藤さん
福島県会津若松で高気密高断熱住宅を作られているあいづ暖家さん。社名からして気密断熱に対しての意気込みが違います。赤身杉板に包まれた会津に合う落ち着いた外観が特徴。全棟Q1.0住宅、耐震等級3を目指している老舗工務店。斎藤さんは目を輝かせながら色んな所を見て下さいました。凄く熱量が有って感じの良い方でした。
あの会澤さんが我が家に来るなんて信じられない!
新進気鋭断熱気密トップランナーである西川建築工房 西川さん とあいづ暖家 齋藤さんも来てくれた。凄いね!
外観の見学
外装各部の納まりや車庫のオリジナル板金外壁、アプローチについて色々な意見交換が行われていました。私の様々なDIYに関してもプロの方にお褒めのお言葉を頂けて嬉しかったです。
庭に関して「庭木を鉢植えにしても楽しいよ」と会澤さんからアドバイスも頂けました。確かに良く考えるとそれも有りですね。配置を変えて窓から見える木を変えたり出来るし。コンパクトな庭には大きくなり過ぎない所も良いかも知れない。
鉢植えならもう一本くらい増やせそうだしやってみようかな。
内観の見学
工務店の方は一般方と違って見る所が違って面白かったです。「ここはどうなってる?」「これはなんですか?」など皆さん勉強熱心で素直に人の仕事を評価して、取り入れられることは取り入れようとする姿勢は素晴らしいと思いました。お互い切磋琢磨して成長されているんだなぁと感じました。こういう工務店さんに家を建ててもらえれば安心ですね。
会澤さんには色々断熱気密の事を教えて頂けました。「窓は閉め切れば良いって物ではなく、空気の流れを考えて適度に開けて外の風を利用するのも良いよ」との言葉は衝撃でした。高気密高断熱住宅の窓は閉め切る事こそが正義と思っていたので大変驚きました。これから窓を利用するというのも課題として勉強してみたいと思いました。
見学終了
会澤さん、斎藤さん、西川さん、遠い所我が家を見に来てくださって有難うございました。まさかプロの方達が我が家に訪問されるとは思いませんでした。これも宮崎建築さんと高橋良彰建築研究所さんのおかげです。
皆さん本当に建築に情熱を持っている方で人間的魅力もあり凄い人達でした。
貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
緊張しすぎて会澤さんのサインもらうの忘れた!