湿気や匂いにも強い!ウォークスルー型ファミリークローゼットが最強

今回の記事では我が家のファミリークローゼットを紹介いたします。ファミクロは今流行りの間取りです。私は流行っている物はまず疑いますので色々な記事を読みこんだ結果、2階のファミクロはありだと判断しました。その理由や実際に使っている様子を写真を交えて紹介しますのでご一読下さい。

おだゆ

参考になる所があったら嬉しいです

目次

図面、配置

最終的に6帖のウォークスルークローゼットになりました。6帖というと、とんでもなく収納力がありそうですが半分通路ですので実際の収納力としては3帖〜4帖程度なのかも知れません。

ファミリークローゼットはおすすめ(2階の場合)

私の考えでは収納は部屋毎に設置するのではなく1ヶ所に集約した方が良いと考えています。理由は

居室部屋の壁が綺麗になる
掃除がしやすくなる
管理がしやすくなる
綺麗を保ちやすくなる
洗濯後の収納が楽

通路スペースで収納力ダウン

更にウォークスルータイプにする事で廊下の壁に収納している雰囲気になり、とりあえず何でも突っ込むという気分になりにくい気がします。

居室の壁が綺麗になる

部屋にクローゼットがあるとその部分の壁と前のスペースが使えなくなってしまうし、見た目もスッキリしません。部屋の自由度を上げるためにもなるべく部屋には壁面収納は設置しないようにしました。最近の流れだと建具を付けずに中身が全部見える壁面クローゼットも人気ですが私はあまり好きではありません。何でもかんでも楽なら良しと言う考えは程々にしないと合理性だけの味気ないものになってしまうんじゃないかと思います。

おだゆ

休む空間、好きな場所はなるべく綺麗にシンプルにしておきたい。

掃除がしやすくなる

各部屋にクローゼットがあると壁に凸凹が増えて掃除がしにくくなります。部屋に凹凸がなければそれだけで掃除の効率が良くなります。

おだみ

凸凹作らない間取りを意識したので掃除が楽です。

ダスキンのサイトによると家に発生するホコリの7割は繊維ホコリで衣類の脱ぎ着が最もホコリが発生する要因だそうです。ですので居室にあるよりはファミクロで専用部屋にしていまい一括管理した方が合理的と考えました。

よく聞くのが思春期になったらその場で着替えられないと心配される方が居ます。それが嫌なら自室に持っていって着替えれば良いだけの話です。そこが1階ファミクロとの違いです。1階ファミクロだと2階が居室の場合、着替えるのに行ったり来たりしなければなりませんが2階ファミクロ2階居室であれば問題有りません。

おだゆ

我が家も子供室にクローゼットを付けず2階ファミクロで何の問題もなく使えています。

子供がいかに楽できるか、便利かを考えるのではなく、家を作る本人(夫婦)が使いやすい様にするべきだと私は考えます。その中で子供の使い勝手は大丈夫だろうかと考える程度で良く、あまりに子供中心に考えるのは危険です。子供はいずれ巣立つ物だと考えます。

衣類や物の管理がしやすくなる

収納を1か所に集約する事で物の整理や移動、比較するのが楽になります。あまり使わない物も常に見える所にあるので死蔵品を増やさなくなります。小屋裏収納やロフト収納は”入れたら最後”になりがちです。自分たちの持ち物の上限を決めてしまえば物が増えることもありません。

おだゆ

1個増えたら1個捨てるだけで物は増えていきません。

不安だから収納はあったらあっただけ良いというのは際限がありません。

ウォークスルークローゼットの照明は大事

クローゼットに出入りする度に照明を付けたり消したりするのは面倒くさいですので、パナソニックのかってにスイッチを入口と出口の2ヶ所に取付けてもらいました。親機をメインスイッチとして設置し、2つ目は子機でセンサーだけが付いています。なのでどっちから入っても照明が点くようになっています。この機能は廊下、階段で役に立ちそうですね。

おだゆ

子機は2台まで接続できるようです。

切り、常時点灯、自動点灯を選べます。長時間滞在する時はこのスイッチが役に立ちます。一番下はセンサーの有効範囲を変えられます。主に付いて欲しくない場所で点灯する場合に調整します。我が家の場合クローゼットに入ったら点くように調子しました。

時間や反応範囲、どのくらいの明るさになったら自動点灯が反応するか、など割と細かく設定できるので余程変な所に付けない限り何とかなりそうな気がします。

これが子機です。センサーのみになっています。

頻繁に出入りする
短時間の用事が多い

この辺が人感センサーを採用するかの鍵になります。クローゼットは長く居る時もありますが、その時はセンサーを切れば良いだけなので特にウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットは人感センサーを是非検討してみてください。

おだゆ

手動スイッチは考えられません。

夫婦のクローゼット

掛ける収納は夫婦で半分ずつ、1人20着程度かけています。下には衣装ケースを置かずに使っていて、枕棚には空き箱やアルバムなどを置いています。

左側はこの場所で一番奥行がある収納で布団シーツなどの寝具を入れています。

おだゆ

高気密高断熱住宅は分厚い布団などは必要無さそうです。

一年中同じ布団で過ごせるので余計な布団を置かなくても良いので良いです。窓の部分はちょっとした一時置きスペースとして使ったり服を畳んだり出来ます。

左:フリースペース   右:壁面収納(夫婦用)

最初は全て掛ける収納にした方が良いのかなと思っていましたが、建築士さんから片面を棚にするプランを提案され、よく考えたらその方が真ん中のスペースは広くなるし違うタイプの収納にする事で汎用性が高まると思い採用しました。棚だけではなくフリースペースも作ってフェイスアウトハンガーを設置した事で写真の様にコートや日々の作業着などを掛ける一時置き場にもなり更に汎用性が高まりました。

おだゆ

フリースペース&フェイスアウトハンガーは私が思いつきました。

フェイスアウトハンガーはいろいろな種類がありましたが一番丈夫で見た目もゴチャゴチャしないハンガーパイプを使い、写真の様にしてもらいました。エンドキャップが樹脂製のものしか無かったので自分でなんか良いの探すという事にしました。

おだゆ

住んでからゆっくりと調べたら良いのを見つけました。

こちらの商品はピッタリというわけではなく少々大きいので少しずつ削りながら入るようにしてシリコンシーラントで接着しました。

おだゆ

質感もパイプと同じ、ハンガー落下防止の突起も出ていて純正品のような仕上がりで大満足です。

子供のクローゼット

スペースとしては2帖。これだけ有れば十分でしょう。好きな物を置けるので衣類だけでは無くマンガ本を置いています。汚くしていると家族にすぐバレます。強制的に片付けないといけないので親としては良いです。

別の計画もありました

最初の計画

最初は寝室に併設するウォークインクローゼットでした。何となくウォークインクローゼットは寝室に併設っていうイメージがありますが、1階から物を取りに行く度に寝室を通って遠回りするのは面倒くさすぎると思い却下。実際に生活してみて、これは一番使い難かったと思います。

回遊無しの計画

想定では朝起きて先ずは制服に着替えて下に降りるはずでしたが、今の所、真っ先に階段を降りてトイレに行きます。そして暫くボーッとしたり朝食を食べたりしてから再度2階に上がり制服に着替えて書斎で朝の仕事をして会社に行くというルーティーンになっています。現状、収納力に不満がないのでこの方が良かったとかではないのですが、収納力が欲しい人にはクローゼット内部で仕切るよりこっちの方が使い勝手が良いようです。

まとめ

2階ファミクロはとってもおすすめです。特にウォークスルーにすれば空気や光も周ります。なるべく仕切りを設けずに家中の空気を一体化させる高気密高断熱住宅の長所を伸ばす事になります。

収納力はに関してはあまり欲張らず出来るだけ少ない物で暮らすと全体的に楽になりますので、新築を機に少しミニマルな暮らしを取り入れてみてはいかがでしょうか。

おだゆ

計画の際は全ての物を書き出して展開図に書き込んで行くと、どのくらい収納出来るか大体分かるのでやってみて下さい。

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