まとめ
毎週のように木を抜き差しし何とか完成まで辿り着きました。目指したのは山のふもと、山麓。これから山の斜面が始まる部分をイメージしてデザインしました。100%納得できる出来ではありませんが、現時点で自分が出来ることを全て出しきって作ったので満足は高いです。今では庭のライティングも完成しましたので昼も夜も楽しんでいます。焼肉などの鉄板焼きは庭の中央で行うようになりました。
QOLがまた一段上がった気がします。
今回の記事はまとめから書いてみました。この先の記事の内容は今回の完成に至るまでに得た知識などを箇条書きの様に簡潔な感じでお伝えしてみたいと思います。
一本でも良いから背の高い木を植えると庭は見違える
保内、道の駅から持ち帰った山採り物でヒョロヒョロな株立アオダモを発見。お値段は1.6万円と大変お買い得でした。山採りらしく幹はスラッと細く伸び上の方でパラッと葉っぱがある雰囲気が気に入りました。
庭が高さ方向に拡張された印象。
You Tubeじゃ教えてくれない事多し、雑木の庭をやるなら本が役に立つ
雑木の庭を作るにあたってYou Tubeを見まくって勉強したつもりでしたが、一番役に立ったのは雑木の庭関連書籍。youtubeでは触れていない部分がたくさんあり参考になりました。アマゾンのkindle unlimitedを無料登録して雑木の庭関連の書籍を読破しました。
杉皮バークのマルチングで山の雰囲気に近づける
裸地の部分をどうするか考えていたら土の上に木の皮やチップを敷き詰めるマルチングという手法があるのを知り早速、園芸店に探しに行きましたが見つけられませんでした。ところがある日道の駅 庭園の郷 保内で植木を物色中に杉皮バークなるものを発見。これは名前のまま、杉の皮です。自然の物なので敷き詰めても後で困ることはないですし、いずれ土に帰る素材ですので土と混ざっても問題なさそうです。早速購入して来ました。
山は枯葉ですが杉皮バークでも似た雰囲気になります。
マルチングのメリットとしては
写真でもお分かり頂けると思いますが砂や土よりも雰囲気がグッと良くなります。山の中のような枯れ葉の地面を彷彿とさせます。砂で起伏を付けると水遣りや雨で徐々に下に流されてしまいますが、杉皮バークがあるとほとんど砂は流れていないようです。
デメリットは
植栽の配置が決まってからの方が良いですね。
虫は今の所、前と変わらないと思います。
更に上級者になれば苔を使ってマルチングする方法もあります。こちらは地面が緑色になり大変綺麗です。いつか挑戦しようと思っています。
木と木の間隔は0cmでOK!雑木を寄植えしても大丈夫。
ネットで調べると木と木の間隔は広めに取りましょうとなっている事が多いですが、雑木の庭では雑木は寄植えにして、それを連続に配置するのがセオリーと書籍には書いてありました。私もそれに習ってアオダモ、ナツハゼ、ドウダンツツジの3本を根鉢がくっつく程の寄植えにして植えました。すると何だか良い感じになりました。
室内からも感じが良くなりました。アオダモの樹姿が幹だけしか見えないのがポイントです。木が全部見えないので頭の中で広がりを思い浮かべるようです。
軽井沢ウインドウと名付けました。
1本だと物足りない木や変な樹形の木でも寄植えする事で意外と良い感じになります。そういった木は値段も安いのでお財布にも優しい手法かもしれません。また寄植えする事で根張りが抑制され大きくなりにくいというのも大きなメリットだと思います。
支柱は絶対必要?いいえ、むしろ要らない事の方が多い
ネットで植木関連の記事や動画を見ると支柱は必須のように言われていますが、実はそうでもない事を書籍で知りました。私も一年は必須だと思っていました。たしかにちゃんと植えればそんなに揺れる感じもしませんし、大きな木や風に弱い木は必要な場合もあると思いますが、2m~3m程度であれば風で傾くような事もないかもしれません。支柱がなければ見た目もいいですし、支柱を放置して木がめり込むこともありません。支柱なしの方が揺さぶられる事で地中に酸素が送り込まれたり、細かい根が切られて発根を促進するとかメリットも多くあるようです。どっちを信じるかの問題かもしれませんが。
私は見た目もよく、余計なことしなくて良い支柱無し派になりました。
実際に支柱を外してしばらく経ちますが木が傾いたりはしていません。
小さい庭は要素を詰め込みすぎると余計に狭く見える
庭をより良くしようと思うあまり色々な要素を詰め込み過ぎると小さい庭が余計に狭く感じることが分かりました。画像では飛び石や石の山、木を囲うような石を入れてみた写真ですが、無理やり詰め込んだ感じがしますね。境界付近に何か石などのマテリアルを配置するのも狭く見えるように感じました。素材を少なめにすればお金も余りかかりません。
150Kgの石を買ったけど結局ほとんど使いませんでした。
まとめ2
これで庭作りは1段落しました。ですがこれからも木の追加や入れ替えは行っていくと思います。
今後の課題
奥行きがないので仕方ない事かもしれませんが、木を植える位置を少しずらしたところで真正面から見ると列植の様に見えてしまうのが特に気になります。
まだまだ改善の余地はありますので今後も何かひらめいたら記事にしていこうと思います。