オーブンレンジの熱から吊戸棚を守るDIY遮熱板3つ役割

電子レンジのオーブン機能って便利ですよね。でも庫内はもちろんですが本体自体も全方位80度〜130度程度になってしまいます。我が家ではオーブンレンジの上に吊戸棚がありオーブンレンジを使うと棚の裏面が80度以上になってしまい困っていました。

おだゆ

そこで色々考え、何度か実験をしてDIY遮熱板を完成させ、吊戸棚を守る事に成功しました。

見た目が悪くなるのは嫌
置く場所が必要なのは嫌
面倒くさいのは嫌

これらの条件をクリアできる遮熱板を考案したので同じ悩みをお持ちの方をお持ちの方はぜひ本記事を最後まで御覧ください。

おだみ

気兼ねなくオーブンレンジを使えるようになりました。

目次

杉集成材遮熱板

非常に単純な構造です。杉集成材の板に脚を付けただけのものです。オーブンレンジを使う時に上に乗せるだけで遮熱板として機能します。

おだゆ

そんなので大丈夫なの?と思いましたか?意外と大丈夫なんですよ。

使う材料は杉の集成材じゃなくても良いです。

軽い材料
反りにくい材料

高温になるので無垢の木だと反ったり捻れたりするかもしれません。後は重いと一気に使い勝手が悪くなると思うので軽い材料が良いと思います。

遮熱板としての効果を検証

オーブンを使った直後に庫内を図ると105度ありました。遮熱板の裏面は69度程度。遮熱板の表になると42.3度と結構下がって来ています。

最終的に吊戸棚の裏側の温度を30度前まで落とすことが出来ました。ここまで落とすことが出来れば吊戸棚に害は無いと思います。

おだゆ

効果は分かったけど置く場所必要じゃん?と思いましたか?

次の見出しからは置き場所問題をどうクリアしたかも含めて3つの役割について説明していきます。

【役割1】遮熱板として

まず何より重要な役割です。検証の結果、人肌程度まで温度を落とすことが出来たので遮熱板としての効果は戸棚の裏面を守るという意味では達成されました。

普通まず思いつく方法が戸棚裏にステンレス板やアルミ板で遮熱板を付ける方法です。この方法は常に遮熱板が戸棚裏に取り付いた状態なので美観的問題で却下。オーブンレンジ側につけても同じなのでこれも却下。アルミ板等をオーブンを使う時だけ乗せるのも考えましたが、金属は熱伝導率が良すぎて多分触るのがやっとなくらい熱くなり危険なので却下。

おだゆ

最後に行き着いたのが「熱をゼロにしたい訳じゃないなら木でも良いんじゃない?」でした。

【役割2】まな板乾燥ラック 

今まで平置きだったまな板を遮熱板を逆さまに使うことでこの様に乾かしながら置き場所を作ることが出来ました。全ての接地面が面ではなく線で接するのもポイントです。若干斜めになるのも取りやすくて良かったです。

おだゆ

物が少ない&オープン収納の為せる技ですが我ながらナイスアイデアだったと思います。

置き場所の問題をここで解決しています。遮熱板として使わない時はまな板乾燥ラックになる事で実質置き場所が必要なくなります。

【役割3】ちょっとした棚として

これはかなり強引なので話半分でご覧頂きたいですが、フライパンそのままで食卓に出す時や、パンやお菓子の台にしても良いかもしれません。流石に食材を直接置くことはできませんので薄いお皿やペーパーなどを敷く事になります。

おだゆ

要するに軽い板なのでなんかの台に使えるかもよって事です。

まとめ

”ちょっとした棚”は半分冗談でしたが遮熱板をノーリスクで設置できる点では優秀かと。収納方法はかなり限定的ですが別の役割を持たせることで遮熱板専用の収納場所を無くす事が出来ました。DIYの難易度も低く材料代も安く作れます。

おだゆ

もし同じ悩みがある方は本記事をヒントに自分流にアレンジして作ってみてください。

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