【2022年版】オール電化の高気密高断熱住宅、気になる光熱費は?

高気密高断熱住宅を検討中の方は電気代や光熱費がどうなるのか気になりますよね。私も非常に気になり色々調べてみましたが5地域でQ1住宅レベル3で絞り込むと見つけられませんでした。ここで私が一年を通して電気代や水道代等をデータ化して行きますのでQ1住宅の光熱費がどんな感じなのか参考にして下さい。

生活状況

3人家族(夫婦+子供)

平日休日共に在宅で事務仕事

オール電化(IHクッキングヒーター、エコキュート)

暖冷房はエアコンのみ

庭の水やりは雨の日以外は毎日

電力会社は自由化されていて色々選べるようですが囲い込まれたり何かと振り回されるのが嫌なので暫くは東北電力で良いかなと。電力プランはヒートポンプを使うので夜間電力が安いよりそう+シーズン&タイム。昼間が高い訳ですが日中も家に誰かしら居るし本当にこのプランで良いのか様子見の段階。食洗機や乾燥機は無し。平日は夫婦でテレワークが多く、子供はPS4やPCを夜中まで。電力は一般家庭より使っているかもしれません。

電力プランに間してはこちらの記事で紹介していますので良かったら読んでみてください。

目次

契約内容と家のスペック

電力会社東北電力
電力プランよりそう+シーズン&タイム
契約容量10kVA(オール電化)
水道上下水道料料金 2ヶ月に一回の請求
ガス無し
UA値0.25(5地域 HEAT 20 G2)
C値完成時0.15 中間測定時0.17
Q値0.79(Q1住宅Level3)
延床面積29.6坪

5月光熱費  12,762円

4月20日から電気の使用がスタートしたので中途半端な電気料金です。

12,762円

6月光熱費 17,798円

6月はエアコンをほとんど使用しませんでした。床下エアコンは24時間送風モードです。

17,798円

7月光熱費 20,503円

7月は床下エアコンは24時間送風モードで。月前半は2階ホールエアコンは涼快モード(再熱除湿)で付けたり消したり、後半は24時間付けっぱなし。設定温度は26度〜27度を行ったり来たり。

20,503円

8月光熱費 22,566円

8月はかなり暑い日が多く床下エアコンの送風、2階ホールエアコンの冷房共に24時間付けっぱなしでした。設定温度は殆ど27度。ここまでのデータでは夏のエアコンの電気代は3000円〜5000円程度だという事。安くはないのかもしれませんが家中快適なら高くもない気がします。

すだれもせず、日中もロールスクリーン上げっぱなしに加え、電気料金もカナリ上がってのこの金額なら妥当なのかも。2階にデスクトップPC2台、PS4、ヘッドフォンアンプなどの熱源があり体感でわかるほど室温を上げてます。

この感じだと冬は600kWh程度使うかもしれませんね。それでも2.5万円程度で収まると予想。前の家の1月の暖房灯油代だけで2万円超えましたから・・・

絶対湿度は17~18g/㎥。

22,566円

9月光熱費 22,796円

9月の請求です。日付を見ると一番暑い時期だったと思います。464kWhの電力使用量。床下エアコンの送風、2階ホールエアコンの冷房共に24時間付けっぱなし。設定温度は殆ど27度でたまに26度。思ったより少なくてホッとしました。600kWh位行ってるんじゃないかと心配でした。今月も日中ロールスクリーン全開で日射遮蔽していません。絶対湿度は17~18g/㎥。

22,796円

10月光熱費 18,200円

10月の請求です。346kWhの電力使用量。6月と同じくらいの電気料金でした。床下エアコンの送風はOFF、2階ホールエアコンの冷房は1ヶ月の半分くらい付けたり消したりしていました。設定温度は殆ど27度。絶対湿度は先月までと比べるとガツンと下がって12~14g/㎥。

10月7日に最低気温11度と寒くなった日でしたので床下エアコンの試運転をしてみました。床がほんのり温まって良い感じです。

18,200円

11月光熱費 18,457円

373kWhの電力使用量。10月より少し使用量が上がっています。気温が下がってエコキュートの使用量が増えている感じです。

床下エアコンは11月5日から間欠運転開始、朝だけ数時間付けて日射と余熱で過ごしていました。設定温度は21度ですが床の輻射熱と日射の影響なのか25度まで上がって暑い日があったのでスイッチボットで23.5度になったらエアコンを自動オフにするように設定。絶対湿度は10~13g/㎥。

この季節はパッシブハウスっぽい家に比べると日射の取り込みが少ないので無暖房でいられる期間は短いです。その代わり真夏と真冬は断然強いはずです。

18,457円

12月光熱費 29,690円

590kWhの電力使用量。11月より217kwhも使用量が上がっています。気温が更に下がってエコキュートの使用量が増えているのと、床下エアコンの常時運転を始めた影響でしょう。予想では500kwh程度かと思ったのですが結構使ってしまいました。絶対湿度は10~12g/㎥程度。

床下エアコン設定温度

21度 30%
22度 60%
23度 10%

この様に都度調整しています。

エコキュートのお湯は冬になると冷める

もう一つはエコキュートのお湯の量でしょうか。今までとは明らかに減り方が違います。

エコキュート自体も断熱されていますが外気温の影響でお湯が冷めていくようです。

気温が低い

エコキュートのお湯が冷める

沸かす電力が多くなる

電気代増加

電気代の値上げ

今回の値上げは燃料費調整単価の爆上げが原因のようです。今回の電気代が以前の燃料費調整単価3.47円だったら17,533円でした。5472円の値上げです。30%以上の値上げ。これは家計を圧迫すること必至です。従量電灯プランは今の所まだ上がっていませんが、大幅に上がる事が確定していますので従量電灯に切り替えるのはまだ早計です

おだゆ

来月の電気代は更に燃料費調整単価が13.41円に上がるので700kwhで3万円に近いんじゃないかと予想しています。

29,690円

1月光熱費 38,967円

863kWhの電力使用量。12月より273kwhも使用量が上がっています。床下エアコンは完全に24時間運転に移行。

絶対湿度は8〜10g/㎥程度。

床下エアコン設定温度

21度 10%
22度 90%

この様に、ほぼ22度設定で落ち着いています。

電気代の値上げ

今回の燃料調整費が13円41銭。燃料調整費だけで11,572円。来月は6円81銭まで下がるので同じくらいの使用量なら5,000円程下がるので助かります。

おだゆ

我が家の電気使用量のマックスは900kWh程度だと言うことがわかりました。

【前の家】2020年の光熱費

前の家(無気密無断熱)の時の1月の光熱費です。電気料金が爆上がりしている昨今、オール電化で24時間快適で33,441円なら、ありがたい事なのかもしれません。

38,967円

2月光熱費 31,167円

798kWhの電力使用量。12月よりも使用量が下がっています。

絶対湿度は8〜10g/㎥程度。

床下エアコン設定温度

21度 50%
22度 50%

氷点下の日は22度、そうでもない時は21度で設定で24時間運用。

電気代の値下げ?

おだゆ

節約と言えば家族なるべく続けて入浴したくらいです。

今回の燃料調整費は先月の半分以下の6円81銭。国からの補助が入ってこの価格のようです。来月もまた少し下がるそうですがそれも9月までとの事。それ以降はどうなるんでしょうか。

31,167円

3月光熱費 27,647円

707kWhの電力使用量。絶対湿度は9g/㎥程度。

床下エアコン設定温度

21度 70%
22度 30%

おだゆ

徐々に寒い日が減ってエアコンが動いていない時間が増えてきています。

今回の燃料調整費は5円99銭。来月はまた少し安くなるようです。

27,647円

4月光熱費 24,675円

620kWhの電力使用量。絶対湿度は9〜10g/㎥程度。

床下エアコン設定温度

21度 80%
22度 20%

おだゆ

1月をピークに徐々に電気使用量が下がってきています。

24,675円

5月光熱費 20,231円

485kWhの電力使用量。絶対湿度は11〜13g/㎥程度。エアコンの入切りが面倒なので床下エアコンを常時運転していたと思います。設定温度になれば止まるので。

床下エアコン設定温度

21度 80%
22度 20%

おだゆ

入居から1年経ちました

20,231円

6月光熱費 15,924円

303kWhの電力使用量。絶対湿度は13〜15g/㎥程度。床下エアコンは送風運転に切り替えました。

おだゆ

特に節安しないでも1万円切りました。

15,924円

まとめ

入居から一年経ってデータが揃いました。

  • 下水道料金が増えた(水道料金が倍額に)
  • 電気料金の高騰

昨今の情勢で、この様な条件になってしまい”燃費半分で暮らす家”とは行きませんでしたが、それでも年間10万円の節約になりました。特に寒い暑いを我慢すること無くエアコンを中間期以外は常時稼働させてましたし、家が会社の事務所にもなっているので普通の家庭より電力を消費する環境ですので御の字ではないでしょうか。

おだゆ

以前より快適に暮らせて、この光熱費なら言うことはありません。

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